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蟻「働いたら死ぬ」

「蟻の国」
プレイ人数2~4人・プレイ時間60~90分

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「働き蟻たちよ、我らが巣のために死んで来い!」「兵隊蟻たちよ、やっぱり巣のために死んで来い!」厳しい生存競争を勝ち抜くために全てを犠牲にするゲーム。

素晴らしい評価にも関わらず、「虫」がテーマというだけで私には絶対買えない「蟻の国」。七氏さんが所持してるということで遊ばせてもらえるよう頼み込みました。

細かいルールの説明はいつも通り割愛させていただくとして。
大きく面白かった点が3つありました。

1つ目
・個人ボードの蟻の巣が発展していく様にニヤニヤ。

これは、個人ボードがあるゲームなら全部そうじゃないかと思われるかもしれませんが、このゲームの個人ボードには手番で出来ることが、分かりやすく流れに沿って描いてあります。
つまり、発展した自分の巣がどれほどの利益をもたらすかが容易に想像できるようになっているのです。
「物を売るコツは、その商品がどれほど優れているかを説明するだけでなく、その商品を手に入れるとどれほど幸せになれるかを想像させる事だ」と何かの本に書いてありましたが、この個人ボードはそのコツに合ってるのだと思います。

2つ目
・中央ボードの野原で繰り広げられる陣取り合戦でドキドキ。

中央ボードでは獲物となる虫を攻撃したり。自分の領土を広げたり。資源を採ってきたりと様々なことができます。
しかし、これらの行動は全て個人ボードの発展あってこそのもの。
逆に言えば、発展した個人ボードの力を思う存分試せる場が中央ボードなのです。
このゲームは全部で3年から成りますが、最初の1年は他のプレイヤーの動向を気にする余裕もなく、自分の巣の発展に追われることになります。
そして2年目になり、いよいよ中央ボードの侵略に乗り出してみると、それぞれ独自の発展を遂げた個人ボードを持ったライバルたちがひしめき合っているのです。
3年目ともなれば、互いの存亡をかけた侵略行為が激化し、野原は戦場と化します。

3つ目
・ルールが把握できていなかったのでワクワク。

私が無理言って遊ばせてもらったため、七氏さんの準備が十分にできてなくてルールを確認しながらプレイしました。
おかげで、「このルールおかしくないかな?」という場面が後から後から次々と出てきました。
なにしろ3年目の終盤になっても「あぁ、特殊コロニーって点数生み出してくれるんだ」とか言ってる始末w
次から次へとルールが変わる展開に中だるみする事なく遊びました。
※帰宅後にネットで調べたら、プレイ中に気付かなかった間違いがいくつも見つかったので、今度こそはちゃんとしたルールで遊びたいという欲求が強まりました。むしろ、ちゃんとしたルールで遊ばないと気がすまない。

そんな理由で、また七氏さんに頼み込んで絶対に再戦すると誓うのでした。
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コメント

[C6] いーなー

あっしが好きそうな箱庭ゲーの典型じゃあないすか!!
やりたいっ(>_<)
  • 2013-02-26 23:37
  • ぷが
  • URL
  • 編集

[C7] 再戦したいっ!

きっと気に入ると思います。
どこかで機会があったら是非遊びましょう!
  • 2013-02-28 20:44
  • 考治
  • URL
  • 編集

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Author:ドイツゲーマー考治
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年齢:30代
住所:鹿児島県
趣味:ドイツゲーム

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